貴金属市場情報

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貴金属価格表


▶	貴金属価格（2024.5.1）JP	EN
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▶	貴金属価格（2024.4.26）JP	EN
▶	貴金属価格（2024.4.25）JP	EN

貴金属市況週報

金相場

＜先週の動き＞
2358ドルでスタートしたゴールドは週初、イランがイスラエルへ報復攻撃を行ったとして、リスク回避のゴールド買いが先行し、2397ドルまで上昇した。16日、パウエル議長はパネル討論会で、最近の米雇用や物価関連の統計を受け、インフレの鈍化があまり進んでいないと指摘。インフレ鈍化の確信を得るには時間がかかる可能性があると述べ、現行の政策金利を当面維持する方針を示唆した。これを受けて、ゴールドは2360ドルまで値を落とした。週末には、イスラエルがイランの攻撃に対する報復に踏み切ったと報道。再度リスク回避の動きが活発化し、2413ドルまで急騰した。ただ、被害は深刻でなく、イランには当面再報復の意向がないとして中東情勢の過熱感がやや後退。利益確定売りも見られ、ゴールドは2383ドルまで下落し、越週した。
＜今週の見通し＞
FRBは米経済指標が堅調なことを背景に当面の間政策金利は据え置く見通し。また、イランとイスラエルの応酬は一旦落ち着く見込みであり、今週は先週と比べて落ち着いた相場となるか。ただ、イスラエルは複数の紛争を抱えており、依然として安全資産としてのゴールド買いや中央銀行の買い、さらには中国の株式市場、不動産市場が不調である現在、中国の個人投資家による現物買いも入り、下値を支えるだろう。

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