貴金属市場情報

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貴金属価格表


▶	貴金属価格（2024.10.11）JP	EN
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貴金属市況週報

金相場

＜先週の動き＞
2660ドルでスタートしたゴールドは週初、先々週に連日高値を更新していた反動から利益確定売りが出やすく、また、FRBのパウエル議長が会見で利下げを急がない姿勢を示したことで、ドルが対主要通貨で上昇し、相場は2625ドルまで下落した。1日、イランは同国軍幹部やヒズボラ、ハマスの指導者殺害の報復として、イスラエルに向けて複数のミサイルを発射した。中東情勢の緊迫化を受けて、リスク回避としてのゴールド買いが加速し、2671ドルまで急反発した。ただ、その後米長期金利が上昇すると相場は一服した。
＜今週の見通し＞
今週は9日にFOMC議事要旨、10日に消費者物価指数(CPI)、11日に生産者物価指数(PPI)の発表が予定されている。雇用が好調なことを受けて、11月のFOMCでの金利下げ幅は0.25%になるとの見方が拡大している。パウエル議長も利下げを急がないとのコメントを残しており、ゴールドの上値は重たいだろう。ただ、リスク回避の動きも活発化しており、相場は高値を維持するだろう。

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