新たな取り組み
PTPマテリアルリサイクルスキームの検討
PTP（Press Through Pack）は医薬品の錠剤・カプセル剤の包装形態の1つであり、その利便性や不可逆性から広く普及しています。
しかし医薬品メーカー様の製造工程では、薬機法を初めとする厳しい規格を遵守する為に端材が多量に発生しているものの、ポリ塩化ビニル（PVC）、ポリプロピレン（PP）といったプラスチックフィルムとアルミ箔からなる複合材料であることを理由に、それぞれマテリアルリサイクルされていない現状にあります。
そこでこの度、大同樹脂(株)様と技術提携し、共同で廃PTPのマテリアルリサイクルに向けた取り組みを開始しました。
本検討ではPTPのプラスチックフィルムとアルミ箔の分離に特化したリサイクル設備を導入することで、プラスチック・アルミそれぞれ資源として国内循環が可能になります。
焼却処理を伴わない脱CO2に特化したスキームとしてカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に寄与できるものと考えています。
また大同樹脂(株)様の保有する本分離技術と、私たちが培ってきた様々な金属原料への知見を融合させることで、その他プラスチック／メタル複合材への適応可能性についても検討を開始しております。
なお本取り組みの続報については本ページを随時更新し、ご報告予定です。
【プレスリリース】破砕分離設備を用いた廃PTPシートのマテリアルリサイクルスキームの検討開始について
【プレスリリース】破砕分離設備を用いた廃PTPシートのマテリアルリサイクルスキームの産業廃棄物処分業許可取得について
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資源循環ソリューションの提案
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